こんばんわ!今日は、やや真面目にシャロ勉(社会保険労務士試験対策勉強)のオハナシです。
早くも、社会保険労務士試験対策過去問題集を全巻買い揃えました。一番早く、勢揃いしたTACの市販のものです。全4巻。
これで早めに全科目の過去問を見ることができるようになりました。
◇過去問題集全科目を早めに揃えるメリット◇
◇早めに年金関係の演習ができる
私が受講しているLECの中上級講座では、国民年金法と厚生年金保険法の復習からスタートします。講義聴講の後すぐに、過去問に取り組めるのは、大きなメリットです。通常のスケジュール通りだと、年金関係は年明け2月頃からスタートとなってしまいますが、LEC中上級の復習講義に合わせて過去問を解いておくと、受験勉強後半戦が楽になると考えました。年金科目は得点源(今のところ、とてもそうは思えないですがーーー)とのことなので、ますます早目の対応が合否を分けると感じています。
◇良く分からない「一般常識」の問題に触れることができる
社会保険労務士試験では、「一般常識」の問題が出題されます。これは「次の四字熟語の意味はどれか?」と言うようなものではなく、正式には次のように言います。
これが、不埒*1なことに、範囲がヤタラ*2と広いーーー範囲があるようでないと言っても言い過ぎではないかもしれません。
例えば、次のような問題が出たそうです。
総務省統計局「労働力調査(基本集計)」によると、2022(令和4年)の女性の雇用者数は2,765万人で、雇用者総数に占める女性の割合は( )である。
選択肢 ①25.8% ②35.8% ③45.8% ④55.8%
R6選択式の一部
こんなん、どうしたら良いんですか?
実は、この問題は簡単な方らしく、「労働の担い手となる人数の概数」を知っていれば解けるとのことです。大体、6000万人〜7000万人でしょうか。
厚生労働省のホームページによると次のように書かれています。
2022年の労働力人口は6,902万人(前年差 5万人減)、就業者数は6,723万人(同10万人増)、雇用者数は6,041万人(同25万人増)と なった。
ここで用語の説明をーーー「労働力人口」とは次の通りです。
労働力人口→働く意欲があり、実際に働いているか、または働くことができる年齢層の人々を指す。具体的には、15歳以上の人口中、就業者と失業者を合わせた数を示す。
また、「就業者数」は次の通り。
就業者数→特定の事業所や企業において常時使用されている労働者の数を指す。この数には、フルタイムやパートタイムを問わず、すべての労働者が含まれる。
最後に、「雇用者総数」とは次の通り。
雇用者総数→ある事業所や企業において雇用されている全ての労働者の数。これには、正規雇用者、非正規雇用者、パートタイム労働者など、雇用形態にかかわらず、雇用契約を結んでいる全ての労働者が含まれる*3。
労働者数って漠然と使っていましたが、いろんな切り口があるんですね。
と言うことで、労働の担い手となる人数は、統計の取り方によって差がありますが、6000万人〜7000万人と言うことになる。このことを知っているかがポイントのようです。
そこで、上の問題に戻るとーーー。
女性雇用者数2765万人=雇用者総数×女性雇用者数の割合
なので、雇用者総数をおおよそ6000万人とすると
2765万人=6000万人×女性雇用者数の割合
となって、
女性労働者の割合=2765万人÷6000万人=0.4608→約46%
を得ます。よって、答えは③となります。
◇ここで、雇用者総数を記憶しておらず、労働の担い手となる人数が6000万人〜7000万人と言うことだけ覚えていた場合、中央値の約6500万人を雇用者総数と仮定すると
女性労働者の割合=2765万人÷6500万人=0.4254 →42.54%
となって、やはり③が答えとなります。
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なお、TACの過去問題集の解説は簡潔な印象です。もう少し詳しかったらより良いと思います。レイアウトは見やすいです。購入前に手に取って下見することをオススメします。
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上記のように、社労士試験での一般常識には、こういった「どうしたら良いんですか?」と言うような問題が出題されちゃうんです。対策の立てようがないようにも思えますが、一般社会人として知っておいても良いのかなと言う部分もあり、まず少しずつ過去問に取り組もうと考えています。やることが多過ぎて、ネコの手も借りたいーーーまだまだ、これからなのに〜(汗。
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すっかり長引き、しかも取り止めがなくなってしまいましたので、今日は、この辺りまでと致しとうございます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます🍀
またね〜バイバイ!🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀