夏バテで活動を休止しておりましたが、ようやく復活して参りました。
今回、王羲之の『蘭亭序(らんていのじょ)』の臨書*1に挑戦してみました。といっても、最初の6字だけです。
高校の時、夏休みの課題で練習した記憶がよみがえります。あこがれの先輩、カワイかったな~とか。
思えば、あの頃から進歩していません。月日だけが加速度的に過ぎていく。
書は、心を落ち着け、ゆったりと墨をするところから始まります。ですが「貧乏暇なし」を標榜するワタクシには墨をするゆとりがありません。よって、墨汁のお世話になっております。
「墨の香や 奈良の都の 古梅園」(漱石)のような句を味わいつつ書けるようになるのが理想でしょうね。
とはいえ、私には程遠い境地ですので、悔い無きよう、ただ愚直にコツコツと練習に取り組みたいと思っています。
*1:手本を傍らに置き,見ながらその字形や筆使い,字配りや全体の気分をまねて練習すること。また,そうして書いたものをさす。『世界大百科事典』